忙しくない人のための並行幻想郷 第15話

霊夢さんと鈴仙さんと私

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「博麗神社へお届け物~♪
 本編収録以外で神社へ来るの久しぶりだなぁ~」
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霊夢さん、今も居間で倒れてるかな~……なんちゃって!」
f:id:kasuga_gensokyo:20140228031324p:plain 鈴仙
「ごめんくださーい!」
f:id:kasuga_gensokyo:20130829180744p:plain ???
「はいはい、どちらさまでしょう」
f:id:kasuga_gensokyo:20140228031324p:plain 鈴仙
「!?」
f:id:kasuga_gensokyo:20130829180744p:plain ???
「あの、どちらさまですか」
f:id:kasuga_gensokyo:20140228031315p:plain 鈴仙
「貴方はルーミアさん!?」
f:id:kasuga_gensokyo:20140228031325p:plain 鈴仙
「いや、リグルさんかミスティアさん?」
f:id:kasuga_gensokyo:20140228031312p:plain 鈴仙
「もしかしたら上海さんかな?」
f:id:kasuga_gensokyo:20140228031326p:plain 鈴仙
「……なんで進化前の姿にっ!?」
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「いったい何の話ですか」
   
…………
 
f:id:kasuga_gensokyo:20130829180744p:plain ???
霊夢さん、お客さんが来ましたよ」
f:id:kasuga_gensokyo:20140227073129p:plain 霊夢
「美鈴かっ!?」
f:id:kasuga_gensokyo:20140228031309p:plain 鈴仙
「私です!」
f:id:kasuga_gensokyo:20140227073147p:plain 霊夢
「帰れえええぇぇぇ!!!」
f:id:kasuga_gensokyo:20140228031313p:plain 鈴仙
「ええっ! 霊夢さん、全然ネガティブじゃないんですけども!
 一体何があったんですか!」
f:id:kasuga_gensokyo:20130829180744p:plain ???
「私があれこれしたら、結果的に元気になりました」
f:id:kasuga_gensokyo:20140227073139p:plain 霊夢
「……あんたが鬱陶しかったから立ち直らざるをえなかったのよ。
 あんたもあんたで何でまだいるのよ。早くどこかに行きなさい」
f:id:kasuga_gensokyo:20130829180744p:plain ???
「お断りします。
 ちなみに今、霊夢さんは照れてらっしゃいます。
 可愛いですね。照れてる霊夢さん」
f:id:kasuga_gensokyo:20140227073147p:plain 霊夢
「照れてねぇよ!!」
f:id:kasuga_gensokyo:20130829180744p:plain ???
「グギュグバァッ」
f:id:kasuga_gensokyo:20140228031329p:plain 鈴仙
「あぁっ! 元上海さんが死んじゃいました!!」
f:id:kasuga_gensokyo:20140227073147p:plain 霊夢
「そんなことはどうでもいいのよ。
 それより『元』上海って何よ。
 上海人形はあんな見た目じゃなかったでしょ」
f:id:kasuga_gensokyo:20140228031313p:plain 鈴仙
「どうでもいいって……
 一時期、あの見た目だったんですよ」
f:id:kasuga_gensokyo:20140227073138p:plain 霊夢
「へぇ」
f:id:kasuga_gensokyo:20140228031307p:plain 鈴仙
「興味なさげですね!」
f:id:kasuga_gensokyo:20140227073138p:plain 霊夢
「私とあの人形はそんなに接点無いからね。
 『こうまきょう』や《『ようようむ』ですら会った事なかった》し」
TIP
《『ようようむ』ですら会った事なかった》
『ようようむ』の霊夢ルート参照。
霊夢は3ステージでアリスと出会っておらず、上海とも会ってない。
霊夢は『立ち絵のある脇役』とはあまり関わっていない気がする。
f:id:kasuga_gensokyo:20140228031306p:plain 鈴仙
「この間は小悪魔さんと
 《一度会ってるはずなのに覚えてない》フリをしてましたよね」
TIP
《一度会ってるはずなのに覚えてない》
『かえいづか有声版』で追加された、とある会話を参照。
『こうまきょう』の頃、会話はしていなかったが一度顔を合わせている。
『ようようむ』ではいない事にツッコんではいたのだが……
もう4年近くも経つので忘れていても無理はないか。
f:id:kasuga_gensokyo:20140227073121p:plain 霊夢
「あいつと本編で会話したのは、あの時が最初だから戸惑ってたのよ。
 それはそうと私にまとわり付くアイツは一体誰」
f:id:kasuga_gensokyo:20140228031306p:plain 鈴仙
「えっ?」
f:id:kasuga_gensokyo:20140227110023p:plain 霊夢
「えっ? じゃないわよ。あんたなら知ってるでしょ」
f:id:kasuga_gensokyo:20140228031306p:plain 鈴仙
「さぁ。私にもわからないです」
f:id:kasuga_gensokyo:20140227110024p:plain 霊夢
「わからないって……メディスンの次のヤツじゃないわけ?」
f:id:kasuga_gensokyo:20140228031307p:plain 鈴仙
「私はメディスンさんの次の担当者を知らないので……
 それに、あの方は今日初めて見ましたし」
f:id:kasuga_gensokyo:20140227073140p:plain 霊夢
「あんたも知らないのか……じゃあ本人に聞かないとわからないわね」
f:id:kasuga_gensokyo:20140228031306p:plain 鈴仙
「そうなりますね!」
f:id:kasuga_gensokyo:20140227073120p:plain 霊夢
メディスンは今も紅魔館に?」
f:id:kasuga_gensokyo:20140228031309p:plain 鈴仙
「人事異動がありまして永遠亭の方へ行っちゃいました!
 他にも上海さんやルーミアさん、
 リグルさん、ミスティアさんもいますよ!」
f:id:kasuga_gensokyo:20140227073124p:plain 霊夢
「何か色々増えてるわね……
 でも普通はあんたが異動するべきじゃないの? 永遠亭的に考えて」
f:id:kasuga_gensokyo:20140228031309p:plain 鈴仙
「上からの命には疑問を抱かず従うのが私のモットーですから!」
f:id:kasuga_gensokyo:20140227073131p:plain 霊夢
「あっそ。まぁあんたがそれでいいなら何も言わないわ。
 ……おーい、餅。いつまでそこに隠れてるつもりよ」
f:id:kasuga_gensokyo:20140228031307p:plain 鈴仙
「餅!?」
f:id:kasuga_gensokyo:20140227073120p:plain 霊夢
「直後に復活したけど、話に加わらずに
 あっちから様子を見てるアイツのことよ」
f:id:kasuga_gensokyo:20130829180744p:plain 餅(???)
「じぃー」
f:id:kasuga_gensokyo:20140228031324p:plain 鈴仙
「うわぁ! 復活してたんですか!」
f:id:kasuga_gensokyo:20130829180744p:plain 餅(???)
霊夢さんを尋ねに来てくださった大事なお客さんですから。
 私はお邪魔かなと思いまして」
f:id:kasuga_gensokyo:20140227073126p:plain 霊夢
「そんな気遣いはいらん」
f:id:kasuga_gensokyo:20130829180744p:plain 餅(???)
「大事な大事な……お友達なんでしょう?」
f:id:kasuga_gensokyo:20140227073147p:plain 霊夢
「違うわよ!」
f:id:kasuga_gensokyo:20140228031315p:plain 鈴仙
「えっ………………」
f:id:kasuga_gensokyo:20130829180744p:plain 餅(???)
「こら霊夢。お友達に何てことを言うの。
 度を超えた照れ隠しは誤解を招きかねないわよ」
f:id:kasuga_gensokyo:20140227073149p:plain 霊夢
「照れ隠しじゃねぇよ!
 口調変えてまで説教すんな! 母親かっ!」
f:id:kasuga_gensokyo:20140228031316p:plain 鈴仙
「そうだったんですか……
 霊夢さんにとって私はそうじゃない存在だったと……」
f:id:kasuga_gensokyo:20130829180744p:plain 餅(???)
「……霊夢?」
f:id:kasuga_gensokyo:20140227073139p:plain 霊夢
「あー、もう面倒な連中ね! 私が悪かったわよ! これでいい!?」
f:id:kasuga_gensokyo:20140228031317p:plain 鈴仙
「私と霊夢さんにちょっとした溝が出来ましたが、それでいいです……」
f:id:kasuga_gensokyo:20130829180744p:plain 餅(???)
「ごめんなさいね鈴仙ちゃん。
 うちの霊夢、中々素直になれないのよ~」
f:id:kasuga_gensokyo:20140228031317p:plain 鈴仙
「あの日、初めて会った時から覚悟はしてました……
 私と彼女は友達にはなれないだろうと……」
f:id:kasuga_gensokyo:20130829180744p:plain 餅(???)
「あの日……? 霊夢、貴方この子に何をしたの?」
f:id:kasuga_gensokyo:20140227073145p:plain 霊夢
「謝っても面倒とか何なの……死にたいの?
 お前達は今ここで死にたいの?」
f:id:kasuga_gensokyo:20140228031313p:plain 鈴仙
「めめめ滅相もございません!!」
f:id:kasuga_gensokyo:20130829180744p:plain 餅(???)
鈴仙ちゃんには手を出さないで。
 私だけを殺りなさい。さぁ」
f:id:kasuga_gensokyo:20140227073149p:plain 霊夢
「問答無用! まとめて逝けっ!!」
f:id:kasuga_gensokyo:20140228031326p:plain 鈴仙
「めぎょす!!」
f:id:kasuga_gensokyo:20130829180744p:plain 餅(???)
「ガギャギャァッ」
f:id:kasuga_gensokyo:20140227073147p:plain 霊夢
「……まったく」
f:id:kasuga_gensokyo:20130829180744p:plain 餅(???)
「私諸共、鈴仙さんまで攻撃することはないでしょうに。
 霊夢さんは鬼ですか。血も涙も無いんですか」
f:id:kasuga_gensokyo:20140227073149p:plain 霊夢
「お前達が変な小芝居するからでしょうが!
 血も涙もあって妖怪退治ができるかっ!」
f:id:kasuga_gensokyo:20130829180744p:plain 餅(???)
「ごもっともな意見です。
 鈴仙さんは完全にとばっちりですけどね。
 おや、鈴仙さんがピチュった場所に沢山の赤い物体が……」
f:id:kasuga_gensokyo:20140227073129p:plain 霊夢
「……こ、これはハバネロ!! こんなに沢山!?
 手紙が添えてあるわね……どれどれ」
f:id:kasuga_gensokyo:20130705163139p:plain 霊夢さんへ。

 これは私の畑で育てたハバネロです。
 沢山採れたので霊夢さんにもおすそ分けします。
 早く元気になってくださいね。

 博麗農園につきましては、無断で世話を放棄していることに
 お怒りかと思います。しかし私は今、寝込んでおり
 出向く事ができません……すみません。
 なのでこの度は鈴仙さんに手紙とハバネロの配達を
 頼ませていただきました。何卒お許しください。

 鈴仙さんに罪は無いので……えっと……
 怒らないであげてください……ね? お願いします……

                         紅美鈴  」
f:id:kasuga_gensokyo:20130829180744p:plain 餅(???)
「美鈴さんからの手紙ですか」
f:id:kasuga_gensokyo:20140227073120p:plain 霊夢
「そうみたいね」
f:id:kasuga_gensokyo:20130829180744p:plain 餅(???)
「文面から察するに優しそうな方じゃないですか。
 暴力系巫女さんの霊夢さんにも
 気にかけてくれる方はいるんですねぇ」
f:id:kasuga_gensokyo:20140227073121p:plain 霊夢
「…………」
f:id:kasuga_gensokyo:20130829180744p:plain 餅(???)
霊夢さん?」
f:id:kasuga_gensokyo:20140227073122p:plain 霊夢
「……餅。
 どこかで復活した鈴仙をもう一度ここに連れてきなさい」
f:id:kasuga_gensokyo:20130829180744p:plain 餅(???)
「はぁ。わかりました」
   
…………
 
f:id:kasuga_gensokyo:20130829180744p:plain 餅(???)
「連れてきましたよ」
f:id:kasuga_gensokyo:20140228031332p:plain 鈴仙
「いきなり夢想封印は酷いです!」
f:id:kasuga_gensokyo:20140227073140p:plain 霊夢
「さっきは悪かったわね……はい、これ。
 門番に食べさせてやりなさい」
f:id:kasuga_gensokyo:20140228031315p:plain 鈴仙
「え……………こ、これは!?」
f:id:kasuga_gensokyo:20140227073138p:plain 霊夢
「農園で採った野菜よ。
 持ってきてくれたハバネロと比べると少ないかもだけど」
f:id:kasuga_gensokyo:20140228031318p:plain 鈴仙
「いやいやいやいや! こんなの受け取れませんよ!
 こんなの受け取ったら霊夢さんが!」
f:id:kasuga_gensokyo:20140227073147p:plain 霊夢
「つべこべ言わず受け取れぇ!!」
f:id:kasuga_gensokyo:20140228031310p:plain 鈴仙
「……はいっ!」
f:id:kasuga_gensokyo:20140227073129p:plain 霊夢
「よし。もう帰っていいわよ」
f:id:kasuga_gensokyo:20140228031309p:plain 鈴仙
「ははぁ! では失礼致します!」
f:id:kasuga_gensokyo:20140227073129p:plain 霊夢
「…………」
f:id:kasuga_gensokyo:20130829180744p:plain 餅(???)
霊夢……貴方に人を慈しむ心は無いと思っていたけど
 ほんの少しだけ……あったのね……」
f:id:kasuga_gensokyo:20140227073149p:plain 霊夢
「うっさい! 消し飛ばすぞ!!」
f:id:kasuga_gensokyo:20130829180744p:plain 餅(???)
「ごめんなさい。でもこれだけは聞きます。
 何故、農園の野菜を?」
f:id:kasuga_gensokyo:20140227073122p:plain 霊夢
「…………自分自身が寝込んでるのにも関わらず、
 私と農園を気にかける、お人好しな門番への見舞い代わりよ」
f:id:kasuga_gensokyo:20130829180744p:plain 餅(???)
「……なるほど」
f:id:kasuga_gensokyo:20140227073130p:plain 霊夢
「早く治して、また農園の世話しに来なさいよね……美鈴!」
f:id:kasuga_gensokyo:20130829180744p:plain 餅(???)
「あ。それが目的ですか」
f:id:kasuga_gensokyo:20140227073129p:plain 霊夢
「私は……利益のない善行はしない!!」
f:id:kasuga_gensokyo:20130829180744p:plain 餅(???)
「いつも通りの霊夢さんで安心しました。
 さぁ今日も張り切って農園の世話しましょうかっ」
f:id:kasuga_gensokyo:20140227073142p:plain 霊夢
「えぇ~、たまには餅がやりなさいよ」
f:id:kasuga_gensokyo:20130829180744p:plain 餅(???)
「いや、だから私はできませんって」
f:id:kasuga_gensokyo:20140227073143p:plain 霊夢
「はぁ…………門番いつ帰ってくるのかなぁ」

……続く?

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