■連日室温30度近くか、それ以上で生き地獄です■
![]() |
紅魔館・客室 |
![]() |
レミリア 「出来たな……」 |
![]() |
パチュリー 「……出来たわ」 |
![]() |
レミリア 「よっしゃあー! 終わったー!」 |
![]() |
パチュリー 「きっ、厳しい戦いだったわ……」 |
![]() |
レミリア 「大部分をまとめてた頃より遥かにマシだぞ? プロローグ部分だけだし、ぼちぼちとだし」 |
![]() |
パチュリー 「そうかもだけど……レミィはまだまだ元気ねぇ」 |
![]() |
レミリア 「勝利の決め手は若さだ。 もう1つくらいあっても良かったかもだが、これだけで十分か。 これさえあればアイツは……」 |
![]() |
パチュリー 「いつもとまるで変わらない笑顔と態度で感謝するわね」 |
![]() |
レミリア 「ああ、喜ぶアイツの顔が目に浮かぶなぁ」 |
![]() |
パチュリー 「うん……でも……」 |
![]() |
レミリア 「でも……なんだよ?」 |
![]() |
パチュリー 「私達らしくない事したわよね」 |
![]() |
レミリア 「たまにはいいだろ、たまには」 |
![]() |
パチュリー 「そうね……たまには、ね……」 |
………… |
|
![]() |
紅魔館・客室 |
![]() |
鈴仙 「私に何かご用でしょうか!」 |
![]() |
レミリア 「お前をここへ呼んだのは他でもない! 制服ウサギ! 何も言わずにコレを受け取れぇ!」 |
![]() |
鈴仙 「わわっ! いきなり投げないでください……よ……ってこれは!!」 |
![]() |
鈴仙 「台詞集! 台詞集じゃないですか!」 |
![]() |
レミリア 「そうだ。 お前の親しい奴らに関する台詞集だ」 |
![]() |
鈴仙 「まさかレミリアさんがこれを……? どうして私に?」 |
![]() |
レミリア 「えっ!? あー……それはだな! お前、こっちの幻想郷に来て長いけど身内がいなかっただろ?」 |
![]() |
鈴仙 「はい」 |
![]() |
レミリア 「お前、いつもニコニコしてるから その辺のウサギみたいに表情が読めねぇけど、 内心はどこか寂しがってるんじゃないかと思ってさ」 |
![]() |
鈴仙 「はぁ」 |
![]() |
レミリア 「私とパチェは、いつも作業してるあいつらにも内緒で そいつらの台詞を3年がかりで拾い集めて…… ようやく2つ、形に出来たんだ」 |
![]() |
鈴仙 「なるほど」 |
![]() |
レミリア 「まぁ、その~…………なんだ! それがあれば、もう寂しくはない! 寂しくはないぞっ!」 |
![]() |
鈴仙 「はい! ありがとうございます! 全部知ってましたけどね!」 |
![]() |
レミリア 「そうかそうか。そりゃよかった……」 |
![]() |
レミリア 「ちょっと待て! 今、『全部知ってましたけどね』って小声で言わなかったか?!」 |
![]() |
鈴仙 「あらら、聞こえちゃいました? そうですよ。全部知ってました!」 |
![]() |
レミリア 「どういうことだコラァ!」 |
![]() |
鈴仙 「私の得意技~……というより 上官から受けさせられていた主な任務は敵地への潜入です。 これがどういう事かわかりますか?」 |
![]() |
レミリア 「まさか…………どこかへ隠れて見聞きしていたとっ!?」 |
![]() |
鈴仙 「イエス! 幸いこちらの幻想郷の私は紅魔館第一居候。 ここで誰にも疑われる事なく、あらゆる場所へ忍び込むのは 上官の無茶な任務よりも容易い!」 |
![]() |
レミリア 「ぐぬぬ! 全部お前に丸見えで筒抜けだったという事か!」 |
![]() |
鈴仙 「そうなりますね。でもね、レミリアさん」 |
![]() |
レミリア 「なんだよ!」 |
![]() |
鈴仙 「隠れ潜んで見ていたからこそ、わかるんです。 普段は忙しいレミリアさんが僅かな自由時間を使ってでも 3年かけて、この台詞集を作った意味を……」 |
![]() |
レミリア 「ほう。完成が遅れたのは大体咲夜のせいだって事もか?」 |
![]() |
鈴仙 「わかりますわかります! あの人、まるで家事しないですもんね!」 |
![]() |
レミリア 「そうそう。だから私が中心になってやらなきゃいけなくてな。 うちの咲夜はお前のところの姫もどきみたいなもんだな」 |
![]() |
鈴仙 「でも咲夜さんは動こうと思えば動けて、 姫はそもそも動かないので、似て非なるものかと!」 |
![]() |
レミリア 「言えてらぁ。ハハハハ!」 |
![]() |
鈴仙 「アハハハ!」 |
![]() |
レミリア 「まぁそれがわかってるなら十分だ。 予定よりすげぇ遅れちゃったけど確かに渡したぞ。 あとは煮るなり焼くなり呼ぶなり、好きにしなさい」 |
![]() |
鈴仙 「あっ……レミリアさん!」 |
![]() |
レミリア 「なに?」 |
![]() |
鈴仙 「本当に……本当にありがとうございますっ!!」 |
![]() |
レミリア 「……うん。喜んでくれて何よりだよ。制服ウサギ」 |
………… |
|
![]() |
紅魔館・廊下 |
![]() |
鈴仙 「(あの人の台詞集と……あの子の台詞集……)」 |
![]() |
「おーい、ウサギのお姉ちゃん!」 |
![]() |
鈴仙 「ん……フランさん。お見舞い帰りですか? 小悪魔さんは大丈夫でした?」 |
![]() |
フラン 「うん、見舞いに行ってきたところ! よく眠ってたよ! ウサギのお姉ちゃんは?」 |
![]() |
鈴仙 「私? 私はレミリアさんに、これを頂きまして」 |
![]() |
フラン 「それは台詞集!!」 |
![]() |
鈴仙 「はい。どちらも私の身内に関する台詞集です」 |
![]() |
フラン 「そうなんだ。ってことはアレだね!」 |
![]() |
鈴仙 「アレ?」 |
![]() |
フラン 「今は夏。暇で仕方ない時期……つまりEXもどきだよ!」 |
![]() |
鈴仙 「EXもどきをやるんですか! でも今度は誰がメインを?」 |
![]() |
フラン 「その台詞集の人達と…… 小悪魔から受け継いだ、この台詞集の子で!」 |
![]() |
鈴仙 「そっちの台詞集は、もしやあの時の?」 |
![]() |
フラン 「うん。 閻魔ちゃんとのコンビで、胸デカ町の枠として呼ぶはずだった子。 もう呼んでもいいかなと思ってさ」 |
![]() |
鈴仙 「私の持ってる台詞集の人達は3年。 フランさんの持ってる台詞集の人は2年……」 |
![]() |
フラン 「時を超えた遭遇だね!」 |
![]() |
鈴仙 「懐かしいタイトルですね~。 肝心の内容はほとんど覚えてませんけど!」 |
![]() |
フラン 「メディスンがコンパン見たがってたし、今度借りて見てみようよ。 それじゃ場所を変えて、早速3人を呼び出そうか」 |
![]() |
鈴仙 「はい! 呼びましょう!」 |
………… | |
![]() |
紅魔館・入口 |
![]() |
てゐ 「なんか……久々にこう…… 生い茂る緑を見た気がするウサ……」 |
![]() てゐにウサウサ言わせたいんじゃぁ~ 因幡てゐ |
|
![]() |
永琳 「そうねぇ。空気も美味しいし、 やっと地上に帰って来れたって感じがするわね」 |
![]() ようやくお出ましの『5人目』 八意永琳 |
|
![]() |
鈴仙 「てゐ! 師匠! やっと……やっと会えましたね!」 |
![]() |
てゐ 「あ゙ぁ゙!? てめぇはどの面下げて、 私たちの面を拝みに来やがったウサ!」 |
![]() |
鈴仙 「て、てゐ……? どうしたの? 私だよ私! 鈴仙だよ!?」 |
![]() |
てゐ 「とぼけんな! てめぇのせいで私たちは! 私たちはぁ!!」 |
![]() |
永琳 「やめなさい、てゐ!」 |
![]() |
てゐ 「止めるなウサ! 永琳もわかってんだろ!? こいつのせいで私たちがどんな目にあったかを!」 |
![]() |
永琳 「この子の突拍子もない行動に一々キレてたら身が持たないわ」 |
![]() |
てゐ 「あいつの行いを許せってか!」 |
![]() |
永琳 「そうは言ってないわ。罪には罰を与えなきゃいけない。 ただそれをするのは今じゃなくて、後でいいの」 |
![]() |
てゐ 「何故!?」 |
![]() |
永琳 「それをしてる尺が無いからよ。そうよね? えーと……そこのちびっこちゃん」 |
![]() |
フラン 「うん。感動の再会は程々にしておいてねっ!」 |
![]() |
てゐ 「…………あー、このままグダグダと言い争いしてたら 私たちはアイツに喧嘩両成敗されるって事な」 |
![]() |
フラン 「ウサギのお姉ちゃんと、ウサちゃんには手加減するから」 |
![]() |
てゐ 「お前は力強すぎってレベルじゃねぇだろうから 手加減でも全然嬉しくねぇ……絶対あの世行きウサ」 |
![]() |
鈴仙 「あるある!」 |
![]() |
てゐ 「そりゃそうだろ……」 |
![]() |
永琳 「あの2人に手加減なら私は? お咎めなし?」 |
![]() |
フラン 「全力っ!!」 |
![]() |
永琳 「……とにかくウドンゲッ! 今はこれだけ言っておくわ」 |
![]() |
てゐ 「(全力と聞いて話をすぐ終わらせようとしてるウサ…… 永琳の場合は殺されても死なないけど)」 |
![]() |
鈴仙 「なんですか師匠!」 |
![]() |
永琳 「姫を真っ先に除外してくれてありがとう」 |
![]() |
てゐ 「……まぁ、そこだけはな……私からも礼を言っておいてやるウサ……」 |
![]() |
鈴仙 「どういたしまして! こっちの幻想郷でも一緒に遊ぼうね! てゐ! 師匠!」 |
![]() |
てゐ 「死ねっ!」 |
![]() |
永琳 「別にいいけど、作業してる時とかは邪魔しないでよね」 |
![]() |
鈴仙 「わーい! やったー!」 |
![]() |
フラン 「これにて一件落着~!」 |
![]() |
てゐ 「しとらんしとらん」 |
![]() |
橙 「あ、あの~……橙はどうしてここへやって来たのでしょうか?」 |
![]() 閻魔様の相棒を担当する予定だった猫 橙 |
|
![]() |
てゐ 「お前は…………モンペフォックスのところの猫ウサか」 |
![]() |
橙 「はい。藍様のところの橙です。お久しぶりです」 |
![]() |
永琳 「久しぶりね。紫色のおばあちゃんは元気にしてる?」 |
![]() |
橙 「紫様ですか? そうですね。 藍様がいなくなって、ますますダメになってしまいましたが 一応元気に過ごしてます。はい」 |
![]() |
永琳 「そう。元気でやってるなら何よりだわ」 |
![]() |
鈴仙 「しっ、師匠の口からお、おばっ……おばあちゃんって! アハハハハハハハハ!!」 |
![]() |
永琳 「なによ!! 私もおばあちゃんだって言いたいの!? ウドンゲ! そこに直りなさいっ!」 |
![]() |
てゐ 「おばあちゃん…………プッ!」 |
![]() |
鈴仙 「そういうてゐも見た目はロリっ子のおばあちゃんだけどね!」 |
![]() |
てゐ 「んだとテメェ!! もういっぺん言ってみろやゴラァァァァ!!!」 |
![]() |
鈴仙 「アハハハハハ! 捕まえてごらーん!」 |
![]() |
永琳 「このっ! 待ちなさーい! ウドンゲー!」 |
![]() |
橙 「自由だなぁ」 |
![]() |
フラン 「そうだねぇ。 ウサギのお姉ちゃん達は楽しそうに遊んでるし 私達でEXもどきの説明しちゃおうか」 |
![]() |
橙 「い……EXもどき……?」 |
![]() |
フラン 「あ……まだ来たばかりだから、よくわかんないか。 じゃあ私が言った後、こっちの紙に書いてる台詞で相槌を打ってね」 |
![]() |
橙 「はい。わかりました」 |
![]() |
フラン 「ということで第6回・並行幻想郷EXTRA……開催決定だよ! ちなみに『並行幻想郷EXTRA』は非公式だから カスガソフトとは無関係。そこはきちんと覚えておいてね」 |
![]() |
橙 「お~! 今回の参加メンバーは?」 |
![]() |
フラン 「私の知らない人造人間、ピンク服のウサちゃん、目の前の猫に~ ……紙の隅にレミリアさんって小さく書かれてある。 つまりお姉さまも入れて4人かな」 |
![]() |
橙 「永琳さん、てゐさん、橙、そしてレミリアさんですね」 |
![]() |
フラン 「わかりやすく言い換えるとそうなるね。 アンケート募集は今日から始めるよ。 いつものアンケートフォームは一部botの定期つぶやきにアドレス、 説明資料集内ならサイドバーと、このページの下部に 募集期間終了まで設置しておくからね」 |
![]() |
橙 「ゲスト選択については?」 |
![]() |
フラン 「ゲストは恒例の3人選択! でもパチェは選択項目にいないから投票不可能。 上海人形には特殊な補正がかかってるから注意して。 あっ、そうそう。今回は新ルールが適用されてるみたいだよ。 詳しくは今回の『メールフォームの注釈ページ』で!」 |
![]() |
橙 「後で見ます! 参加条件とか注意点はありますか?」 |
![]() |
フラン 「参加条件は特になし。 botのフォロワーでも、そうじゃなくても誰でも構わない。 気軽に回答してね!」 |
![]() |
フラン 「注意点については、最後の項目の回答が『いいですよ!』でも 《以下の内容が含まれている場合》は 雑に扱われるか、最悪取り上げられない可能性があるってところかな」 |
●答えられない話題 及び 当方では無理難題の内容 ●私達が不快だと感じた内容(悪質なイタズラなど) ●下ネタが多く混じった内容 ●これといった内容が書かれていない回答 |
|
《以下の内容が含まれている場合》 これらに加えて、以前までのEXもどきで取り上げた話題と、 語ってほしい話題が似ていたり、被っていた場合も答える事とする。 ただし話題によっては雑になる確率が高くなる。悪しからず。 |
|
![]() |
橙 「なるほど~。あっ。でも…… もし誰からも来なかったら、どうなるんですか?」 |
![]() |
フラン 「その時は…………打ち切り決定っ!!」 |
![]() |
橙 「ええぇっ!?」 |
![]() |
フラン 「そんでもってお姉さまを爆発させる!!! 私の全力全開でッ!!!!」 |
![]() |
橙 「こ、来なかったとしても、それはやっちゃダメですよ!」 |
![]() |
フラン 「お姉さまの運命は皆次第だという事……忘れないで。 今回のアンケート締め切りは2017年9月2日、0時0分まで! それまでに回答よろしく! 説明おわりっ!」 |
![]() |
橙 「来るといいですね」 |
![]() |
フラン 「…………本当に誰からも来なかったらパチェも一緒に爆発させよう!」 |
![]() |
橙 「だからダメですって!」 |
………… |
|
![]() |
紅魔館・客室 |
![]() |
レミリア 「あ? なんだよ? ……あぁ、今回私が言うんかい」 |
![]() |
レミリア 「回答、待ってるぞ!」 |
![]() |
パチュリー 「回答お待ちしてますむきゅ」 |
![]() |
レミリア 「どう足掻いてもパチェは今回出られないけどな」 |
![]() |
パチュリー 「第7回はよ! 第7回はよ!」 |
![]() |
レミリア 「そっちは、まだ早えーよ!」 |
6-1 |